「先生、トイレ!」の問題点は、伝える力の低下を招くこと
こんにちは! てるてるです(・ω・。)
今回は「先生、トイレ!」問題について書いていきたいと思います!
よく小学校で、
「先生、トイレに行きたいです」という意味で
「先生、トイレ!」
と言う子、いますよね。
そして先生は
「先生はトイレじゃありません」と注意していたと思います。
ちゃんと最後まで伝えなさいと。
私はこれに同意します。
そりゃ、授業中に「先生、トイレ!」と言ったらほぼ確実にトイレに行きたいことは伝わります。
でもこれを習慣化してしまうとマズイと思うんです。
理由がいくつかあるので、上げていきたいと思います!
1.人を不愉快にさせる
「先生、トイレ」もそうですが、そのような表現は人を不愉快にさせます。
「あなたはトイレだ」と突然言われて気分の良い人はいるでしょうか?
いないと思います。
「おい、お茶」もそうですね。
何だこいつエラソーに!
そもそも人にものを頼む態度じゃないだろ!
商品名呟いてるんですか〜?ヽ(`Д´#)ノ
という気分になりますね。
しかし、私、この間ダブルでやってしまいました( ꒪⌓꒪)
私が夕食後に食器を片付けているときに、弟にキッチンの生ゴミを捨ててもらおうと思ったのです。
そのときに、
「◯◯(弟の名前)、ゴミ!」と言ってしまったんですね。
これ、弟からしたらかなり侮辱されたことになります。
弟はゴミじゃない、人間です。
ましてや可愛い弟です。
人に物を頼む態度としておかしいし。
私はすぐに気づいて謝りました。
そしてちゃんと「ゴミをすてておくれ〜」と頼み直しました。
いやホント、弟には申し訳ない(´;д;`)
反省しております。
2.何が言いたいのか分からない〜時間のロス〜
「先生、トイレに行きたいです」の意味で
「先生、トイレ」と発言し、それが正しく伝わる場合、それを成立させる条件が揃っています。
授業中にもじもじし、先生に向かって発言したあとトイレの方に向かおうとする、などですね。
しかし、生徒が突然職員室にやってきて、
「先生、トイレ!」と言ってきたら?
「他の先生がトイレで倒れている」のか、
「先生、トイレにハチがいるから退治して!」なのか、
「トイレの前で喧嘩してる奴がいるから止めて!」なのか、
その他色々な可能性があり、何が言いたいのか分かりません。
分からないので聞き返すと時間のロスが生まれ、素早く対応できない。
緊急事態だった場合、最悪の結末を迎えてしまうかもしれません。
人間、パニックになったときは、ただでさえ大体うまく説明できません。
それなのに「先生、トイレ」の悪習慣が身についているとしたら、到底説明できないと思います。
3.何が言いたいのか分からない〜察してちゃんの誕生〜
ちょっぴり2番とかぶってしますが。
「先生、トイレ」が身についてる人は、家族にもそういう伝え方をするし、友達にもそういう伝え方をします。
最悪、部下にもそういう伝え方をします。
ここで私の体験を。
私がある日洗濯を干していました。
するとお母さんが話しかけてきました。
「てるてる、□□(お店の名前)」
と言われました。
私はお母さんが何を言いたいのかさっぱり分かりませんでした。
「お母さんがお店に行くから留守番してほしい」のか、
「一緒に買い物に付き合ってほしい」のか、
「お母さんがお店に行くからなんかついでに買ってきてほしいものある?」なのか。
分からなかったので「何が言いたいの?」と言ったら、
「お母さんがお店に行ってくるから留守番しててってこと! それくらい分かるでしょ!」
と怒られました。
分からないから聞いたのになぜ怒られなきゃならないのか。
私はエスパーじゃないよ( ・ὢ・ ) ムムッ
まぁ、私の聞き方もあんまり良くなかったかもしれませんが……。
これが上司と部下の場合最悪です。
上司「あぁ君、例の案件宜しく」
部下「(A案件か? それともB? いやCか?
そもそも宜しくってなんだ? 書類作れってことか?
それとも取引先の社長の接待か? それとも何か問題が発生したのだろうか?
分からん)
あの、例の案件てどれのこと言ってますか?」
上司「はぁ? Dに決まってるだろ! そんなことも分からないのか!」
部下「すみません(分かるわけねーだろ)」
ということが想定されます。
ホントは上司の伝え方が悪いのに、「あいつは仕事ができない」とか言われたり、分からないから聞いたのに怒られたりするのですから、たまったもんじゃありません。
気持ちよく仕事なんてできるわけありませんよ(´ῥ`)
ということで円滑なコミュニケーションのためにはちゃんと最後まで伝えようというお話でした。
私もやってしまうので、ホント気をつけたいと思います。
ではこの辺で失礼致しやす〜(#`・ω・)ノ