"ハニー" "ベイビー" じゃない!? 『デルトラ・クエスト』のジョーカーに見る恋人呼称
こんにちは! てるてるです(・ω・。)
今回は非常に萌える記事を見つけたので紹介しようと思います!
以下ネタバレ注意☆
それがこちらのサイトになります。
デルトラについてより詳しく書いてありました!
全て英語で書かれているので、 興味のあるところからちまちま読んでいます。
デルトラファンなら必見のサイトですよ!
このサイトの【Jarred】(ジャード(ジョーカー) について書かれています)のページに情報が!
【Jarred】のページの【Relationships】( キャラ同士の関係が書かれています)の【Anna】の項目です。
Anna
Jarred's wife. They had a very loving relationship. Jarred used to call her 'dear heart'. He was distraught when she died in the Shadowlands.
(2018年1月25日 23:20 閲覧)
引用の3文目に注目してください。
「ジャードは彼女のことを "dear heart" と呼んでいた」(てるてる意訳)
らしいですよ!
萌えませんか!!!
"dear heart" 良いです……。
ちょっとクラシカルな感じとか…。
愛情はもちろんのこと、 相手への敬意も感じられる表現になっているなぁと私は思いました。
ジャードがアンナさんに呼びかけているシーンはこちら!
8巻の『帰還』にて、ジョーカーの記憶が戻り始めます。
過去を振り返り、その当時のセリフを呟いているシーンです。
”「なあ、おまえ……むこうからは……
かくまえないという返事がもどってきたよ……」” (作:エミリー・ロッダ 訳:岡田好恵『デルトラ・クエスト 8 帰還』
岩崎書店 2003年 13 鍛冶場 p176)
この「なあ、おまえ……」が原書だときっと「Dear heart……」になるんですね!
いや〜良いですね〜(しみじみ)。
英語圏の恋人呼称で私が知っていたのは
"darling(ダーリン)" "honey(ハニー)" "baby(ベイビー)"くらいしかなかったので、この「 なあ、おまえ……」のシーンは、
英語だと「Oh My hony……」なのか!?
いやいやちょっとなー。
ジョーカーのイメージと違うしな〜。
「Oh My hony……」だとちょっとチャラそうというか… キザそうというか…
(※ちょっとチャラいキャラとかキザなキャラが使うイメージがあります。多分アニメとかの影響です。)
と悶々としておりました(笑)
因みに英語での恋人の呼び方がまとめられているサイトがこちら〜
ぜひご参照あれ。
この後のシーンもてるてる的萌えポイントです。
”記憶のなかの、愛する妻の返事をまっているのだ。やがて、その口もとがやさしくほころんだ。” 岩崎書店 2003年 13 鍛冶場 p177)
あのいつも厳しい表情のジョーカーが!?
皮肉な感じの笑みしか浮かべないジョーカーが!?
妻に対してやさしく口元を綻ばせただと〜~!!!
……萌えます(´ῥ`)
アンナさんのこと大好きだったんだね…
っていう気持ちになります。
”「なあ、おまえ……」”→ ”口もとがやさしくほころんだ。” よりも
”「Dear heart……」”→ ”口もとがやさしくほころんだ。”
のほうが、 アンナさんのことを大切に思ってる感じが伝わってきて私は好きです。
日本語には恋人を呼ぶ特別な表現がないから、 ちょっと残念ですね。
「なあ、おまえ……」だとちょっと… なんというかちょっと傲慢な感じ? 偉そうな感じ? がね、ちょっとあるので。
ジョーカーの正体を知ってから1巻を読み返し、 もう一度このシーンを読むと
「ジャード貴様〜!! 命の恩人のアンナさんに向かって "おまえ" 呼ばわりとは!!」
みたいな心境になります。
ま、ここではアンナさんの名前を出すわけにもいかないし、 日本語には恋人を呼ぶ表現がないから、「おまえ」 になっちゃうのはしょうがないんですけどね〜。
日本にも何か良い恋人呼称ができてほしいものです。